Neutronを使ってみて

先日、iZotopeのNeutronを購入しまして、さっそくミックスとかに活用しています。
昨年発売されてから色んな方がブログ等で紹介していただいたこともあり、前評判をしっかり確認したうえで購入できたので本当に助かりました。

購入しようと思い立ったのは、
1.プラグインによってどういった加工がされるのか
2.マスキングを視覚的に確認したいから
というのが主な理由で、まずは前評判通り個人的には満足なものでした。

良い音になる

目玉機能とも言えるトラックアシスタント機能ですが、どんなトラックに対しても適切に処理してくれてるのがよく分かります。
ささっとミックスしてしまいたいときなんかは、ほんとにNeutronだけでかなり仕上げてくれるのでとても助かります。

自分の使い方としては、ModeをSubtleに、PresetをBroadband Clarityにしてトラックアシスタントを適用します。自分の作る音楽は生音重視なものが多く、過度な加工は必要ないためこのような設定にしています。
とはいえ、元音が貧相なせいかもしれませんが、この設定でもなかなかに加工されます。

これだけで簡単に良い音になります。ただ、最終的なミックスのイメージとしてナチュラルなものを求めたり、楽器数が多い編曲などの場合は特に、後からのエフェクトの調整が必須かと思います。
特にピアノに対するトラックアシスタントでは顕著に感じたのですが、ものすごくコンプ感のある音に仕上がってしまいました。
Neutronに限ったことではありませんが、どんな音にしたいかのイメージをしっかり持っていれば、あとからの調整も楽かと思います。

処理ベース

各プラグインの操作も分かりやすく、とても簡単だと思いました。
またプリセットが豊富なので、トラックアシスタントとの比較をしてみたり、微調整する前の処理ベースとしての選択肢はかなりある状態です。

まだまだ迷いながらミックス作業を進める自分にとっては、この処理ベースを作れることがとても大きな時間短縮となり、買って良かったなと思っています。

Learn機能

感動したのがLearn機能で、ボタン1つで処理すべきポイントを探ってくれるんですよね。あとはそれの幅を調整、上下にぐりぐり。
この処理すべきポイントってのを感覚的に即座につかめない自分にとってはこれすっごく助かる点です。

マスキング

トラックごとの調整は上記のように簡単に進めることができるので、あとはマスキングを視覚的に確認しながらEQを調整していけばかなり完成に近付きます。
キックとベース、ギターやピアノとボーカルなど、各楽器で比較してマスキングを解消していきます。

ただ、あくまでもマスキングは参考程度にしないとというのは再認識しました。どの帯域がどれくらい干渉しているのかのイメージを掴むため、程度の利用として、あくまでも音を聞いて処理するのが(当たり前ですけど)必要でした。

まとめ

こんな感じでひとまずひととおり使用してみたわけですが、操作は本当に簡単で、使い始めてすぐから迷うことなくぐりぐりできる感じです。
トラックアシスタント機能では意図しない方向に処理されることもありましたが、基本的な方向性や理想像にはかなり近いところまで持ってきてくれます。また、どんな処理をされているのか必ず確認するようにして、自分でも同様の処理が出来るように学習しながらやってみてはいます。

これまでのミックス作業と比較しての体感で、1時間かかってたものが15分くらいで出来ています。時間を金で買ったった!っていうのを実感しています。

更新日:2017年03月27日
カテゴリ:DTM

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