地震についてのご報告兼体験記、デマツイートについて思うことなど

少し気持ちが落ち着いてきたので頭の中を整理。
全道的な大規模停電はほぼ復旧したものの、特に被害が大きいと思われる厚真町や清田区などのことを考えると未だに頭が痛い。

北海道の札幌市で妻と2人で暮らしている人間の「平成30年北海道胆振東部地震」体験記。劇的なものでもないが、衝撃だったので。
ざっくりとしたメモのようなものなので、暇つぶしにどうぞ。

体験したことのない地震

発生当時から少し思い出していく。
その日は少しお酒を飲みながらYouTubeなんかを徘徊してて、デレステの無料10連ガシャ結果に落胆したりして、深夜2時半くらいに布団に入った。
明日の妻のお弁当用にご飯も炊いたし寝るかー、という感じで。あとから気付いたんだけど妻は次の日仕事なかったんだけど。

お酒も入ってることで布団に入ってからはすぐに寝たんだと思う。そのあとすぐに地震が来たことになる。
揺れはじめですぐに目覚めたようで、これ結構大きいよなあ、とかぼんやり思った。もちろん妻も起きた。

んでその数秒後には体験したことのないレベルの揺れになっていって、いつの間にか緊急地震速報も鳴り響いてるし。
ぼーっとしていたのが一気に目が覚めて、自分と妻に落ちてくるようなものはないか?と周りのものを確認しながら揺れが収まるのを待っていた。
結果、自分の寝室では物が倒れるとか落ちてくるというようなことは一切なかった。怪我もなかった。

まだ夜中じゃん、こんな時間にきっついなあとか思いながらスマホを確認、布団に入ってから全然経ってないことに気付く。
ワシの妻は明日仕事なんじゃぞ…こんな時間に起こすでない…とか思ったけど、もともと次の日仕事なかったわけなんだけど。

発生した時の感じはこんなもんで、あとはいつもどおり各種サイトとTwitterを行き来しながら情報を収集。
その時は震度6強ということで、相当揺れたもんなあと思ってた。のちに震度7になるわけだけども。
津波の心配については当初からあまり出ていなかったはずで、震源地近くの沿岸部に住む両親も大丈夫だろうと。

情報得ようと思ってテレビをつけるものの、ABBAのダンシングクイーンが流れててちょっと笑ってテレビ消した。
自分と妻とお互いに親戚や友人と連絡を取りながら、周囲の人間に被害がないことは確認できたので安心した。

地震直後の対応

少量だけど酒を飲んだことをちょっと後悔しながら、そのあと考えたこととやったこと。
・一旦外に出て建物や道路、木や電柱などの被害状況を確認
・ガスの元栓を閉める
・家の中の被害確認(本当に一切物が倒れる落ちるなどありませんでした)
・倒れたりしそうなものを移動、片付け
・水道の確認(最初から最後まで断水はありませんでした)
・ほかに何やればいいんだろうと家の中をウロチョロしながら妻に色々状況報告

携帯も通じる電気もつく、寝れそうにもないし情報収集を続けようとしてたら電気が落ちた。地震から20分後くらいだったと思う。
スマホよりいいよなってパソコン付けたのが失敗だった。パソコンが停電で落ちるのがホント精神ダメージすごい。

停電後の対応

電波はあるままだったので引き続きスマホで情報収集。
地震発生直後に停電した世帯だとかもあったけど、どこも停電してるな~大変だな、って程度だった。北海道全部だとか考えもしなかったけど。

停電したあとにやったこと。
・ブレーカーを落とす
・家中のコンセントを抜く
・外の様子を確認する
・キャンプに使ってたLEDランタンの準備

あとは余震に気を付けながら情報収取。テレビがつかないのとラジオがないということでAbemaTVとradikoのアプリをインストール。
徐々に目にする土砂崩れ、液状化現状、人的被害の状況、全道的な停電のこと。

正直数時間でも経てば停電は復旧すると思ってた。長くても昼とか、また暗くなる前の夕方とか。
そんな希望を抱きながらも考えたこと。
・冷蔵庫の中身、停電が長引いたとき食材どうしようかなあ
・携帯の充電はモバイルバッテリー・電池充電器・車ソケットの併用ができるよなあ
・冬じゃなくてよかった
・というか冬にも地震は来る可能性あるよな
・キッツ

家の中は大丈夫だと判断したので、朝方外を徘徊。信号すらついてなくて改めて混乱した。
家の近くのコンビニに向かう人が数人いたけど、店の前で入店を断られてた。それを見て改めて食料の心配が出てきた。

停電中の生活

正直、最終的には、こうなってしまった以上体力を使わないように停電復旧を待つしかねえなあ、という思いしかなかった。
子供がいないアラサー夫婦として暮らしているので、どうとでも生活できる自信があった。

というのも、車のガソリンは十分なほど入っていたので安心であったことと、
先日買い物を済ませていたばかりだったのでお茶のペットボトルが8リットルほどあったり食材も数日分はあったことと、
連絡手段や情報収集の要ともいえるスマホを不自由なく充電できる環境であったことと。運がよかったとも言える。

そして一番強く思ったのは、防災時に使えるもの、食べれるものを何も準備していなかったことの後悔だろうか。
それは今後の課題、課題というかすぐにでも準備しなければならないものなのだと思う。初めて当事者になったもので平和ボケしていたということ。反省。

テレビっ子の妻と無音苦手で音楽を流したい自分とだったので、ストレスさえ除けば問題はほぼゼロ。
たくさんツイッターで見たけど、そういう備蓄がなかった家庭や高齢者・小さな子供、妊婦などの方々は本当に大変だったと思うし、今でもそうだと思う。

だんだん電波が悪くなったりする中、お互いゲームアプリを開いてみたり面白いツイートを見つけたら見せ合ったり。
時々車で携帯やバッテリーを充電しながらテレビをつけて情報収集をしたり。少し暑かったのでエアコンも助かった。

食事も問題なかった。ガスが問題なく使えるので冷蔵庫の中身をうまく活用しながら料理を作って食べた。

途中何度か近くのコンビニにも足を運んだ。こんな時にも営業してもらってることに本当に感謝でした。
ちょっとしたお菓子だったり、冷蔵庫の中身を持たせるためにコンビニコーヒー用氷のカップをいくつか購入してクーラーボックスに詰め込んだりした。
コンビニももちろん停電してるので半分くらい氷は解けてたけど、冷却・飲み物冷やす氷、コップ、とても役に立った。

デマツイート、デマライン

んで今回一番問題視したのが、日中に本当にたくさん、デマツイートを見かけた。
デマツイートもそうだし、妻に届くデマLINEも。本当にひどかった。

何時間後にこの地域は断水するだとか、何時に携帯が使えなくなるだとかが多かったか。
悪質なのが「消防」「自衛隊」だとかが発信源だと明記してあること。疑いさえしなければ「ソースはちゃんとしてる」とか思ってしまうこともあるだろう。あるのか…?あったのか。
あれらを拡散している人のうち、消防や自衛隊の公式発言を「探そうとした人」はどれほどいるのだろうか。

妻のLINEには友人や職場の人間から上記のような情報提供をする人間がいた。正直SNSより酷いと思ってる。知人から来た連絡の方が信用するでしょう。
親から聞いた友人から聞いたSNSで見た、は何のソースにもならない。もっとみんな自分で考えようよってなった。

ちなみにデマ以下だったのは水道局のホームページに公開されていた計画断水情報を垂れ流していたやつかな。
内容を見ると9月5日、6日に札幌市で断水する地域(住所)が書かれていた。
そのページのタイトルは「計画的な断水・濁水情報(配水管の更新作業などによる予定された断水や濁水)」だった。文字も読めないのね。
情報が錯誤していたし各々が混乱していたのも分かる。まずは疑わなくちゃ。こんな時だけは人を信じないゴミでよかったと自分を褒める。

始めてこういったデマに直面したのだけれど、向き合い方はそんなに難しくないと思っている。
・デマを発信する悪質な人間が存在することを理解する
・入手した情報の発信元がどこかを確認する
・報道機関、行政など公式なアカウントやホームページからの情報を確認する
・自分自身が正しい知識を持ち、情報と比較する

スマホで情報収集してるだけでも電池すぐ減るのに、内容として心配になる内容のツイートだとかはソースを探したりする。
精神的にも疲れてしまうと思うので、最短距離でデマだと確信できる判断力が必要だと思う。

そういえば立憲民主党のデマツイートとかありましたね。どういう神経してるんだろ。

パチンコ屋

愚痴が多くなってきた。
とりあえず自分の住んでいる地域や環境は電気以外は大丈夫だったのでキャンプ感覚で元気に生活することにした。実際それなりにストレスフリーには生きれたと思う。
その代わり震源地付近の被害が甚大だったので情報収集するたびに頭が痛くなった。

あと、停電復旧が進む中で、歩いて数十秒のところで電気がついてるけど自分の家はつかない、という状況があった。
結局それから丸1日経って自分の家でも停電が復旧した。こればっかりはどうしようもないところなんだけど、もちろん多少のストレス。
どう考えても公共交通機関とか病院が正常に動いてくれることが一番だし気長に待つよ、という聖人の心を持つしかなかったから。

そんな中で目にしたのはパチンコ屋が営業しているという情報。ツイッターでもかなり憤ってる方々を目にした。
確かに娯楽施設が一般家庭よりも先に復旧してたら腹立つ。1店舗でどんだけ電気使うと思ってるんだよってなる。
ただ店によっては遊戯なしで充電のみの利用可、給水もできるので容器を持参してくださいだとかアナウンスしているところも。

正直台に電源入れないで解放だけしろお前ら金あるだろとか、全6で数日放置しろとか思うけど、ボランティアでなく企業なのでね。営業するのは当然であろうとは思う。
今後災害時にはパチンコ屋使えると思う。たいてい1席に1か所充電できるUSBが設置されてるので相当数の充電ができるはず。
あとトイレが綺麗なことが多く、平時もトイレ目的で利用するのもよい。店内うるせえし臭いけど我慢。

おわりに

あとなんかあったかな…?デレステの無料10連はいまだに加蓮をお迎えできていません。石砕くか…
そんなところか。我が家では昨日の夕方に復旧し、必要最低限の電気を使っていつも通りの生活が始まっているところ。
昨日は近所のスーパーの店の前でおにぎりやパンを買えた。数日経てば通常通りの営業になることを期待している。

妻の友人は札幌市で一人暮らしなのだが、オール電化だったため料理もできず大変だったそう。
なかなか食料も満足に買えないようで(ふりかけしか食べるものがないとか言ってたが…)、うちにある食料を妻が今日仕事終わりに渡すそうだ。

覚悟していた1週間とは程遠く1日半ほどでの停電復旧。対応された北電や政府などには本当に感謝ばかりです。
厚真町や清田区、ほか被害の大きかった北海道内各地域も、台風被害のあった大阪なども、まだまだ大変な状況が続いていることと思います。
被害が最小限にとどまり、できるだけ早く安全な生活ができるようにお祈りしております。